【トイレットペーパーJIS普及会】
トイレットペーパーJIS(P4501)の普及を推進することで組織された団体です。

トイレットペーパーJISは、昭和37年12月1日に制定された後、昭和46年2
月1日、昭和56年2月15日、平成5年3月1日に改正が行われ、現在に至ってい
ます。
このJISの元になった規格は、アメリカ政府が買い付けするトイレットペーパー
の規格(1937年(昭和12年)制定、1950年(昭和25年)に改定)が参
考になっています。

設立:1966年(昭和41年)5月20日
会員:4社


トイレットペーパーの歴史

わが国でのトイレットペーパーの生産は、大正13年3月、当時の土佐紙会社芸防
工場(現在の日本大昭和板紙㈱芸防工場)で原紙が抄かれ、神戸市の島村商会が
加工して、外国航路の船に積まれたのが最初と言われています。第二次世界大戦前も
細々と作られていましたが、戦前の日本には水洗トイレが少なく、戦中は軍艦に
積まれる軍需物資でもありました。戦後になり、占領軍からのトイレットペーパーの
特需等もあり、また住宅公団による水洗トイレの普及もあって、昭和24年には
静岡県富士市のメーカーが戦後いち早く生産を始めています。昭和31年には正式に
通産省の統計品目になり、現在に至っています。